スケバン刑事と女性活躍

「スケバンまで張ったこの麻宮サキが、何の因果か落ちぶれて、今じゃマッポの手先。笑いたければ笑うがいいさ、だがな、てめぇらみたいに魂は落ちぶれちゃいねぇんだよ!」

警察のことをマッポって呼ぶのは、小学生の時このドラマで知った。母親が死刑になりそうで脅されて刑事をしているとか、子供の頃から鉄仮面で育てられてきたとか、『花とゆめ』という雑誌名からは想像もつかない設定だが(こういうのが多いそう)、媚びない強い女性が描かれているのは今見ても爽快感がある。

先日行った隣町の男女共同参画研修で、女性活躍について聞かれ、「働き手が足りないから女性も頑張れ」ではいけないと答えた。それでは非正規中心の補助的な役割を期待されていることになってしまう。まずは家庭内の男女共同参画により、女性が家事育児に縛り付けられないようにすることが前提で、その上で、自分の信念をもって職場や政治分野でどんどんリーダーシップを取っていけるよう、エンパワーメントしていくことが望ましい。

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