長男の高校卒業式。卒業証書を下さった校長先生は、私が32年前に卒業証書を頂いた校長先生の御子息で、自分の同級生に重ね合わせてしみじみとしていた。
長男は当初、姉が卒業した山形市内の高校に行きたいと言っていたが、地元に仲間がいるのはいいぞと母校を勧めた。あれから3年、確かに素晴らしい仲間に恵まれて、毎日楽しく学校に通えたことは、卒業式後ホームルームでの、満面の笑顔から伝わってきた。
入学式のときはコロナで歌えなかった校歌を、吹研の伴奏に合わせて熱唱。「わが力、わが誠、世のために尽くさん」なんて、誰ができるんだと高校生の時には思っていたが、今なら少しわかるような気がする。
というわけで我が力と誠を尽くすべく、祝賀会を早々に退出してバレーボール練習へ。翌日が大会で、私の地区は出場辞退しているため、同様に辞退した地区からあちこち頼み込んで9人ぎりぎりなのである。
本バレーの出場は3チームで、計3試合いずれもフルセットで白熱の大接戦。人口減少と高齢化でこういった行事もだんだん縮小傾向にあるが、ここでしか会えないという人も多いので細々と続けていけたらと思う。