曹洞宗の僧侶は年に1回の受講が義務付けられている研修会。昨年に引き続き、新宗教の勧誘に注意というテーマだったが、今年になってホットな話題になった。
新宗教は信者が減少する中で、副住職の奥さんあたりをまず信者にして、説得に来た副住職も信者にし、非難する檀家さんを住職がかばって断絶されるというところまでがセットで計画的に行われていると聴いて肝が冷えた。新宗教側にしてみればお寺を落とせば大きな教線拡大になるわけで、ヨガでもマインドフルネスでも、取っ掛かりになりそうなところを虎視眈々と狙っているわけである。
自分は大丈夫と思っている人ほど、どこか崩されるとダムが決壊するようにやすやすとなびいてしまうそうなので、用心しておくだけでなく、自分の芯がゆるがないように道元禅師・瑩山禅師の教えにいつも親しんでおきたいと思う。また、家事育児のワンオペや嫁姑問題で悩む若い寺族さんのケアも同時に進めなければならないだろう。
昨年はリモート参加だったが、リアルでは臨席したお仲間同士のんびり雑談できるのでとても良い。