あてにならないコロナ感染者数

コロナになってわかったこと。都道府県別に毎日発表されている感染者の数字は実態を表したものではない。推移を見るには参考になるかもしれないが、今日は多い少ないと一喜一憂するのは意味がないこと。

9月26日に全数把握見直しになってから、発生届の対象は高齢者・重症者・重症化リスク者・妊婦だけになった(しかもお医者さんにかかった場合のみ)。それ以外は各都道府県の健康フォローアップセンターに自力で登録することになっているが義務ではなく、写真審査などの面倒な手続きもあって、職場などで陽性の証明が必要な人以外は登録するインセンティブがない。

おそらくだが、毎日発表されている都道府県別の数字の数倍の感染者(おそらく過去最高レベル)がいるものと思われる。かといってイベントなどが中止になるわけでもなく、全国旅行支援も始まって、感染をある程度覚悟するというウィズコロナのフェイズになったんだなあと思う。

長男は1週間の療養期間を終えて登校開始。ちょうど学級閉鎖明けと重なったが、隣のクラスが今度は学級閉鎖だったという。私も追うようにして療養期間を終え、早速お葬式を勤めた。

この療養期間、長男の部屋で一緒に食事を食べたり、元気になった後半は裏山で散歩したりと、親子時間を過ごすことができたのは久しぶりで嬉しかった。その裏で、風邪気味程度で熱もあまり出なかった母が一応調べてみたら陽性。濃厚接触者期間を元気に過ごした次女も登校日の朝に陽性となり、楽しみにしていた文化祭もパーになってしまったのは気の毒というほかない。最後に罹った人が休みが一番長いという皮肉。

長男の発症から2日後に私、5日後に母、8日後に次女と全員罹ったのでかえって安心(家庭内感染対策をしなくてよくなった)。そして我が家全員の隔離期間が終わり、やっと日常生活を取り戻した。後遺症も特になく、振り返ればインフルエンザより軽かった。

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