地元の高校で進路講演会があり、「進学校」出身で地元に帰って仕事をするメリットと、今大切にしてもらいたいことを話した。
山形県の「高校生と地域企業との交流事業」として行われたが、考えてみると身の回りで地元に帰ってきているのは自治体職員か、学校の先生か、実家の跡継ぎがほとんど。大卒で活躍できる企業がなかなかないのが現状である。そこで講演では、どんな仕事もクリエイティブにできること、これからの企業は頭脳を欲しがるようになること、そもそも人生仕事ばかりではなく生活（趣味・家庭・地域でのつながり）の充実も大切で、その点では地元に強みがあることをお話した。
御礼の言葉で高校生から「都会で働きたいと思っていたけれど、自分は地元が合っているのかなと思いました」という感想。卒業後すぐでなくても、ポジティブな理由でいつか地元に帰ってきてくれたらいいなと思っている（記事の「ジモニティー」は「ジモティー」の誤り。死語？）。
