ChatGPT対策の課題

短大の成績送付。今年はChatGPT対策で「自分の経験を元に〇〇について論じる」という課題にしたところ、非常に面白い回答が続出し、「特優」(90点以上)が3%→55%に跳ね上がった。

最後の授業は「仏教と女性」。令和の世の中に未だこんな事があるのかと驚く。

  • 子供の頃は、親戚の集まる場では食事を運んだり、お酌をしたり、動き回って、その都度「女の子だから良いわね~」と言われていました。いとこに男の子が多かったこともあり、なぜ周りの子はしていないのに私はしなければならないのかと祖母に聞くと、「家の人だから」「もてなさなきゃいけないから」と言われ、何だかごまかされたような気になったのを覚えています。
  • 私が短大に入ったのは「女は四大にいかなくても短大で十分」と言われたからである。父も家族の食事会では準備も手伝わない。
  • 高校生の時の部活で「部長は男子」という暗黙のルールのようなものがありました。私の代の部長はその先例を壊して女子で部長となりましたが、何かと衝突や困難が多く後輩の代の部長は男子でした。なんとなくあった先例を壊すのは意外と難しくはありません。しかし、先例によって保たれていた秩序が崩れてしまうと、やはり先例に従ったほうがいいという結論になってしまいます。
  • 家事もかわいいものも好きなほうなので、「ほら女でも社会進出していいんだよ!!」「かわいいもの好きって無理に言わなくていいんだよ!!」みたいな発言には恩着せがましさを感じることもあります。

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