4年ぶりとなる特派布教がお隣のお寺で開催。毎月恒例の法話の会が終わった後、檀家さんと一緒に参加した。
四摂法の「同事」や釈尊の「天地同時成道」について、非戦、進化の系統樹、東日本大震災の被災者支援の体験を交えたわかりやすいお話。「えっ?て思いました」というのがアクセントになっていて印象深く、仏の教えを自分事に落とし込んでおられるので引き込まれる。
「本に書いてある知識は、他人の手にある財産のように、自分のものではない」(大学で先生から教わったインドのことわざ)。合掌の右手は仏様、左手は私。今朝の礼拝で思い出した。
その翌週は、4年ぶりとなる一般向け梅花特派講習会。講師の穏やかな口調の中に笑いを散りばめた講習でリラックスして受講できた。詠唱技術の向上は大切な要素だが、それだけに拘泥していては見えなくなってしまうもの、例えばみんなで一緒に唱える楽しさや、唱えたご詠歌を亡き方々に捧げる感謝の気持ちを再認識した。いやぁー梅花ってほんとにいいものですね(水野晴郎風)。
信仰とは仏様やご先祖様への感謝というお話が心に残って、早速いろいろなところでお話している。