朝日新聞:仏教界根深いジェンダーギャップ 女性僧侶が法要行うと
曹洞宗の人権学習でぜひ取り上げて欲しいテーマ。「どうして今日は(男性の)住職さんではないの」「環境問題や社会貢献に熱心な男性僧侶がジェンダー問題になると急に受け付けない態度をとるのを何度もみてきた」
曹洞宗では93年、ブックレット『女性と人権』を発行しているが、尼僧、寺庭婦人(寺族)、女性檀信徒などについて考察してゆく必要があると述べられているだけで、宗門内の具体的な問題は取り上げられていなかった。2015年の調査では、曹洞宗の女性住職は2.6%、女性副住職は1.9%である。