tarakA timiram dIpo mAyA-avazyaya-budbudam
svapnaM ca vidyud-abhraM ca evam draSTavyam saMskRtam.
坐禅会で行った市内のご寺院様に飾られていた扁額。調べたところ『金剛般若経』の最後にある偈頌だと分かった。梵字悉曇ではなく、現代のデーヴァナーガリー文字だが、どなたが書いたものだろうか。
翻訳してみた。なお、鳩摩羅什はこの箇所を「一切有爲法 如夢幻泡影 如露亦如電 應作如是觀」と訳している。最初の二句は有名で、見たことがあるという方もいるのではないだろうか。
「星々のきらめき、眼病による錯覚、灯火、幻、露のしずく、泡、夢、稲妻、雲。因縁によって生じたものは全て、このようなものと見るべきである。」