授戒会で〆切を延ばしてもらっていた總持寺跳龍の原稿をようやく提出。今回は、授戒会の中で唱えていた過去七仏についてまとめた。
一、毘婆尸仏 サンスクリット語:Vipaśyin/パーリ語:Vipassī(正しく見分ける仏)
二、尸棄仏 サンスクリット語Śikhin/パーリ語パSikhī(火の仏)
三、毘舎浮仏 サンスクリット語Viśvabhū/パーリ語パVessabhū(世界一勝れた仏)
四、拘留孫仏 サンスクリット語Krakucchanda/パーリ語Kakusandha(輪廻を打ち破る仏)
五、拘那含牟尼仏 サンスクリット語Kanakamuni/パーリ語Koṇāgamana(黄金の聖者である仏)
六、迦葉仏 サンスクリット語Kāśyapa/パーリ語Kassapa(光を飲み込む仏)
七、釈迦牟尼仏 サンスクリット語Śākyamuni/パーリ語Sakyamuni(シャーキヤ族出身の聖者である仏)
お釈迦様以前にも仏陀がいたということは、仏教がお釈迦様によって創始された宗教ではなく、途方もなく遠い昔から続いてきたことを示そうとするものである。この長い時間に比べると、私たちの日常は刹那に過ぎゆくものである。
・お寺さんがたは安閑としている
・お寺さんがたの「忙しい」は、世間でいうと「忙しくない」
どちらもお寺でない方からの言葉だ。お寺さんでも檀務だけで超忙しい方、お寺と副業の掛け持ちで休みなく働いている方と比べると私は本当に時間があるほうで、こういう言葉を心に留めて、光陰虚しく渡らないようにしたいと思う。
家具メーカーのオカムラのウェブサイトで取材を受けた。「1日のスケジュール例」が忙しくなさを明らかにしている。