法要中の御詠歌詠唱について

宗務所の現職研修で資料を作成。あくまで一例であり、その都度申し合わせておくことが望ましい。

【入堂『三宝御和讃』】
•殿鐘三会打ち出し第一声にて法具を解き『三宝御和讃』を開くよう案内する
•三会打ち切りにて詠題を唱え始めるよう合図する
•一番・二番を待ち、三番「さとりのきしにわたるべき」が始まったら送迎は立ち三拝して七下鐘導師入堂

【献供『紫雲』『花供養』『供華』など】
•あらかじめ曲を開いておくよう案内する
•導師進前し始めたらすぐ詠題を唱え始めるよう合図する
•普同三拝前に唱え終わることが望ましい

【般若心経の後『紫雲』(梅花特派開講式・奉詠大会開会式など)】
•「ギャーテーギャーテー」の前あたりで『紫雲』を開くよう案内する
•お経が終わったらすぐ詠題を唱え始めるよう合図する
•導師は「あわれみたまえ(釈迦)/あとかたもなし(高祖)/むらさきのくも(太祖)」で進前、ゆっくり帰位して「大恩教主/道元禅師/瑩山禅師」の終わりでお拝

【退堂『正法御和讃』『聖号』】
•あらかじめ曲を開いておくよう案内する
•導師が南面したら詠題/詠頭を唱え始めるよう合図する
•お唱え中でも散堂小鏧を鳴らしてよい

【葬儀『追弔御和讃』『無常御和讃』『聖号』など―法具なしでも可】
•枕経・通夜・出棺・火葬:お経の後に唱えてから回向
•葬儀:焼香時にお経の前後に唱える

【法事『新亡精霊供養』『追善供養』『報恩供養』など】
•焼香時、お経の前後に唱える

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