御詠歌で大変お世話になった鈴木文夫・梅花流正伝師範(南陽市・瑞光寺東堂)の本葬。
25年前、先代住職の本葬で先生が独詠され、その精妙なお唱えが梅花の道を志すきっかけとなった。一級師範の受検を強く勧めて下さったのも先生。梅花の大恩人である。
本葬では詠讃師という縁深き大役を頂き、思い出ビデオで流れた先生の「不滅」と、仏事師でいらした秋田の柴田先生の涙の法語を聴いてからの「不滅」。精魂込めてお唱えさせて頂いた。
唯当に日日の行持、其報謝の正道なるべし。先生のお唱えに一歩でも近づけるよう、そして次世代に梅花の灯が伝承されていくよう、これからも日々精進して参りたい。