中学校の卒業式に来賓として出席。3年もしてこなかった祝辞を述べることになって、構想1ヶ月、結局当日朝にまとめたのがこの原稿である。ジェームズ・フリンを下地に、あえて不穏な冒頭にしてみた。
以前、米沢女子短大の学長が卒業式でやっていたのを思い出して、読む原稿ではなく箇条書きで作り、演題に両手をついて、生徒を見ながら話した。卒業生入場からもう涙がこみ上げてくるのはなぜか理由を考えてみるなど、ライブ感覚重視である。
「卒業したらもう一生会えない人もいるかもしれませんが、何十年後かに再会できることを楽しみに」などと言ってきて、夕方のお通夜では「今生ではもう会うことはできなくなりますが、生まれ変わってまた会えるときまで幸せに」って、同じ話になってないか?
君が代も校歌もボーカルレッスンの成果を発揮して気持ちよく歌えた。「さざれ~」からのクレッシェンド!