週刊現代:やらなくていい「墓じまい」で大変な目に…「お寺」との強烈せめぎあい100日戦争
「先祖代々の墓を移すのは罰当たりだと諭す」「魂抜きの供養で一体20万円、墓を閉めるなら最低200万円」「住職が親戚たちに私のことを先祖をないがしろにするひどいヤツと吹聴」
墓じまいを認めないばかりでなく、離檀料を公然と請求する住職さんがまだいることに驚き。しかし法的に問題ないとはいえ、住職がこんなふうに駄々をこねたらこじれるのは必定で、お気の毒としかいいようがない。
このようなトラブルはレアケースだと思う、檀家さんの悩みに寄り添うことと、法要を厳粛に行うこととの両立はどこのお寺でも直面している課題だ(葬儀の伴僧の数など)。金額の話に終始せず、一方的・感情的にならない話し合いをすれば、お互いの思いは相通じると信じている。