新市庁舎で議会傍聴

新市庁舎で初めての市議会ということで傍聴。トップバッターは高校時代の恩師で、理路整然とお話しされるのを聴いていると、授業を受けているような懐かしさが湧いてくる。

質問事項は、芸術文化作品のテジタル化とVRミュージアム、LGBT・ヤングケアラーの支援、中高連携と一歩先ゆく内容。しかもデータ満載で、かなり時間をかけて調べてこられたことがうかがえる。これに対する市長・教育長・政策推進監の答弁も的を射ているだけでなく、それ以上の情報が盛り込まれており、全く退屈しないで聴くことができた。

LGBT関連では、希望する女子生徒のスラックス着用と、男女混合名簿についてすでに検討を始めているという教育長の回答。先生は国や県からの通達をまたずに、始められることから始めてほしいと結んだ。

「政治」というと私は距離をおきたくなるが、毎日の暮らしが多くの方々の本気のご尽力で成り立っていることをありがたく思い、議場を後にする。

新市庁舎は長さが170m。多くの職場が通路からカウンター越しに見え、知り合いが通って目が合うとあいさつなどしているので、職員の方は慣れるまで大変そうだ。

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