DV通報の難しさ

「DV被害者支援連絡会議」に人権擁護委員として出席。事例検討で問題となったのは、体中痣だらけで病院に来たのに、支援センターや警察への連絡を頑なに拒否する方。DV防止法で通報は努力義務であり、「その者の意思を尊重するよう努める」ともされていて、通報していいのか悪いのかはっきりしない。

お医者さんからは「うちでは問答無用で通報する」、警察からは「命に関わることなので通報してほしい」という意見があがったが、相談に携わっている福祉事務所などでは「本人の今後のことを考えると、拒否しているのに通報するのは難しい」という声も聞かれ、家庭に介入する支援の難しさを感じた。

その後は婚活サポート会議。結婚を望む方々には幸せな結婚をしてほしいと切に願う。

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