TERF

『ハリポタ』作者J.K.ローリングのトランスジェンダー差別発言に対し、映画に主演したダニエル・ラドクリフらがトランスジェンダーを擁護する声明を発表

『ハリーポッター』の作者J.K.ローリングがウェブ記事の「生理がある人々(people who menstruate)」を「女性」と呼ぶべきだと揶揄したことで、生理のあるトランスジェンダーの人を差別する発言だとして炎上。「TERF=trans-exclusionary radical feminist(ターフ、トランスジェンダーを排除するラディカル・フェミニスト)」というレッテルを貼られ、ラドクリフ(ハリーポッター)、レッドメイン(スキャマンダー)、ワトソン(ハーマイオニー)が相次いで不支持の表明をしている。ボードゲームでは「もうハリーポッター関連のゲームはレビューしない」という人まで現れた。

LGBTは男女共同参画の問題として扱われることが多いが、LGBT差別解消に焦点が当てられることによって女性差別解消がぼやけると危機感を抱く人もいるようだ。そもそもジェンダーとしての男性とは何か、女性とは何かというところから考えなければこの対立は解消されないと思う。

日本では「保毛尾田保毛男」が炎上したことがありましたが、「手の甲を反対側の頬に当てるジェスチャー」もアウトといえるだろう(昔は学校の先生までやっていた)。「LGBT」がすでに差別的な文脈で用いられていることもあり、問題は根深い。

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