仕事・結婚・子育てについて10代から考えてもらうという県の事業「ライフデザインセミナー」で講師デビュー。結婚を「しなければいけないけれどもできないもの」ではなく、「できるけれどもするかしないかは自分で決めるもの」と捉え、とにかく自信を持ってもらうことを主眼として話した。
最後のまとめはその場での思いつきだが、親としての偽らざる気持ちだったと思う。「みなさんは赤ちゃんの頃から今まで、たくさんの人にお世話になってきたから、今度はお世話する方になろうという恩着せがましい話をしているのではありません。逆にみなさんがただいてくれたおかげで、みなさんのことを大切に思うたくさんの人を幸せにしてきたんです。だからこれからは、友だちでもパートナーでも大切な誰かを見つけて、みなさんが幸せになる番です」
後半のロールディベートは、仕事で帰るのが遅い夫チームと、自分も働いていて家事をしてほしい妻チーム(どちらのチームも男女混合)に分かれて家事分担について話し合い。最初は緊張していたが議論が盛り上がり、最後にオーディエンスに判定してもらったところ引き分けという劇的な結果に。とても楽しく、刺激になった。