東大の入学式で上野千鶴子氏が式辞。東京医大の不正入試問題から、東大の男女格差の話へ。ジェンダーギャップ指数の高等教育で日本は149カ国中103位(2018年)。今は女性の方が高学歴なのが国際的に普通という中で、日本では女性に学問は要らないという風潮がまだ根強いことを物語っている。「「かわいい」とはどんな価値でしょうか?愛される、選ばれる、守ってもらえる価値には、相手を絶対におびやかさないという保証が含まれています。」
「恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。」女性でない私も、涙が出そうになる言葉だ。