長男の中学校入学と長女の高校入学。
長男の入学式は出てくる人出てくる人「努力」の連発で、いや努力の前に早寝早起きでしょと思いながら聞いていた。何か違和感が残ったので帰宅後『菩提行経』精進波羅蜜多品を読むと、「精進とは、善い行いをしようとする努力である」とあり、他の人の気持ちになることであり、歓びであると説かれている。部活や勉強を自己目的化せず、その中から未来を生きる術を学んでいってほしいと思う。
一方、長女の入学式は簡潔・ドライで、予備校みたいな感じだったが、あいさつした同窓会長・PTA会長が「自分はどうであったか」というところに立ち返って割とぶっちゃけたお話をされていたところに説得力があったように思う。
長女は学区外の山形市内に進学したためアウェイ感が半端なかったが、意外と高校の同級生や知り合いがいて一安心。長女は遠方のため平日二食付き・風呂トイレ共同の下宿住まいとなり、半ば独立である。土日の食事と部活の両立が当面の課題だ。