県の男女共同参画チャレンジ賞というものを受賞して参りました。妻が単身赴任のため積極的に家事をせざるをえない状況で、お釈迦様や道元禅師の説くような掃除や料理の大切さを実感し、あちこちでお話しているうちに、まだまだ少ない男性の家事参加を促したということで表彰されたという経緯です。
受賞者のスピーチでは知事の「協力」というキーワードを承け、協力型ボードゲームでしばしば問題となる「奉行問題」(皆を無視してひとりで全部仕切ってしまうこと)「戦犯問題」(失敗したとき誰かの責任にしてしまうこと)について話しました。男女共同参画ではしばしば、女性の権利を声高に叫ぶあまり、男性に対して喧嘩腰になってしまいがちですが、それはエネルギーの無駄遣いです。イニシアチブをシェアすること、うまくいかなくても責めないことで信頼できるパートナーシップを築くほうが建設的だと思います。
全国知事会で男女共同参画のプロジェクトリーダーを務めているという吉村知事とツーショット。