朝日新聞のお盆の記事

朝日新聞(8月3日)「お盆って何をするの?」の記事。

「このお経には、お釈迦様の弟子の目連が、地獄で逆さづりにされて苦しむお母さんを助けるため、7月15日に100の味のごちそうを僧侶に捧げたという説話がある。」
誤:地獄で逆さづりにされて苦しむ
正:餓鬼道で飢えに苦しむ
(「見其亡母生餓鬼中。不見飲食骨皮連立」)
なぜお母さんが餓鬼道に生まれ変わったかというと、前世で旅人や修行者に施しをせず罵ったため。『父母恩重経』に説かれる「為造悪業(子供のためにあえて悪い行いをする)」の可能性もある。
http://www.tgiw.info/weblog/2014/02/ullambana-petavattu.html

「お盆の語源は、逆さづりの苦しみを表す「ウランバナ」というサンスクリット語という説もあるけど、イラン系の言葉で霊魂の意味の「ウルバン」という説が今は有力なんだって。」
誤:イラン系の言葉で霊魂の意味の「ウルバン」という説
正:サンスクリット語でご飯の意味の「オーダナ」が訛ったものという説
ウランバナ(倒懸)という解釈は『一切経音義』(650年)で、著者の玄応はオーダナ→オーランというサンスクリット語の転訛を知らなかったと見られる。
http://www.chugainippoh.co.jp/ronbun/2013/0725rondan.html

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