江戸時代の『浄土双六』が復刻され、仲間で遊んでみました。「南閻浮州」からスタートして「仏」を目指します。サイコロには「南」「無」「分」「身」「諸」「仏」の目があり、止まっているマスによってどの目でどこに行くか指示されます。一番下には「永沈」という、入ったらもう出られない地獄があったり、「閻魔」からジャンプアップできるコースがあったりするのも粋なはからいです。
どの目でも一般に「諸」「仏」を出すと上に行けるので、ひたすら「諸仏!」「諸仏!!」と叫びながらサイコロを振ります。まさに念仏です。
今回、私は「羅漢向」で足踏みしていたものの、一気に「左府処」にいって「仏」になれました。ライバルが落ちるをつい祈りたくなりますが、その思いを封じ、「みんな仏になれますように」と念じたのが勝因だったかもしれません。