老人について

先月下旬から、「小学校就学前にやっておきたいこと」「最近の葬儀の話。特にお布施について」「兼務寺院の活性化」といったテーマで講演をしていますが、今日は老人会で「老人について」! ムチャぶりもいいところ(なにせ老人経験がないものですから)。でも昨晩はせっせと下調べをしてきました。

その中でお寺の過去帳から調べたところ、昭和26年から5年間に成人で亡くなった方の平均年齢は65歳、平成22年から5年間では81歳。戦後60年で15歳も上がっているわけで、今の60歳がまだまだ若いというのも頷けます。

問題はどう死ぬかよりも、死を考えつつどう老いるかにシフトしているという話になりそうです。

学ぶことの少ない人は、牛のように老いる。かれの肉は増えるが、かれの智慧は増えない。(ダンマパダ)

智慧は増えなくても、せめて肉は増えないようにしたいところ。

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