周囲はすっかりスマホ。電車に乗っていると、だいたい6割はスマホをいじっている。これは確かに「21世紀のアヘン」である。我が家では妻だけスマホを使っていて、私と母はガラケーである。インターネットはPCでやっており、携帯でメールを打つのは電話が繋がらないときにショートメールで1行程度。
スマホのよくないところは、リアルな会話をなくしてしまうところにある。せっかくそこに人がいるのに、話をしないでスマホに熱中しているのはもったいない。事故があったりしてその人とはもう会えないかもしれないのに。
お寺によくいらっしゃるのが年配の方のせいだろうか、あるいは数多くの葬儀に出ているせいだろうか、別れ際に「この人と、また会うことはできるのだろうか」と思うことがよくある。家族でさえ、「亡くなる前最後に会ったのは○ヶ月前」なんてこともある。
昨日の人は今日はなく 会えば別るる世のならい 夜半のあらしに散る花の もろきは人の命なり
生きているうちにたくさんの人と会っておきたいと思う。
中毒になったらこれ、ソーシャルメディアガードです。コカコーラ提供。