お墓の引っ越し 高額な「離檀料」 トラブルも(産経ニュース)
公的機関に相談することをにおわせたら1250万円の離檀料が50万円になったとか、やっていることがお互いに何を考えているやら。
薄情だと感じられる方もいらっしゃるかもしれないが、うちのお寺は来る者拒まず、去る者追わず。過疎化している地域ではあるが、新しく檀家さんになられる方もたまにいらっしゃる。幸い、離檀される方はほとんどおらず、あっても遠方のため近くのお寺に移るというケースである。
問題は離檀よりも、自然減のほうである。子供さんがいらっしゃらなかったり、いらっしゃっても遠方にいたりして、永代供養を申し込む方が増えている。この傾向は今後も間違いなく続く見込みで、いずれ伽藍を維持することが難しくなっていくだろう。「永代」供養といいつつ、いったいいつまでもつか心許ない。
高額な離檀料に至る背景も、寺離れに加えてそういった檀家減少がありそうだ。