お寺が忙しくなかったこともあって、思ったよりずっと楽に過ごすことができた。母が料理と子守をしてくれるので、食事をあげて風呂に入れるだけである。
心配された夜は、初日こそ家中に響き渡る泣き声で1時間近く泣いたが、2日目以降は夜中に1,2回、布団からはみ出して起きるくらい。フガフガいっているがすぐまた寝る。
寝つきもよい。風呂上りにミルクを200cc飲ませると、飲み終わる頃には意識がほとんどなくなっており、そのまま布団に寝かせてすぐ、もう一仕事できるほどだった。夜中起きなかったのも、このミルクのおかげだろう。
その代わり大量に食べるようになった。ごはんを茶碗一杯、おかず、バナナ1本をぺろりと平らげる。足りなかったり、食べたくないものを出されるとキーキー怒る。5日だけで結構太ったんじゃないかと思う。
食べ終われば機嫌がよくなって床で遊んでいるので、大人はゆっくり食事ができる。つくばではちゃぶ台だったので、子供が引っ掻き回さないよう、立って食べていた時期もあったのと比べれば快適である。
「上手」というと拍手をして、「ねんね」というと寝転がるという芸を覚えた。言葉は「バ(ナナ)」と「アンパ(ンマン)」だけ。3秒くらいつかまらないで立っていられるが、まだ歩けない。ハイハイのスピードは日増しに上がっているので、目を離した隙に玄関や階段に行かないよう注意していないといけない。
明日はそんな次女の入園式。今日、妻・長女・長男が帰ってきて5日ぶりに家族が揃う。