日記に書いていないけどコツコツ毎日やっております。ムンバイ本との照合は27/60.1ページ15分くらいで終わるようになった。
見覚えのあるスートラが出てきた。修士論文で触れたものだった。久しぶりに取り出してみると、不十分な先行研究リストや不正確な翻訳に指導教官の書き込みがびっしり入っている。博士論文はこれ以上のものを書かないと。
NS2-1-3,NS2-1-4,NS2-2-31はヴァーサルヴァジュニャとウダヤナの両方が引用しているが、ヴァーサルヴァジュニャはそれぞれ確信による対等(saMpratisama)、確定による対等(vyavasteApattisama)、不異による対等(ananyasama)と名づけ、NSで説かれる24種の詭弁が例示に過ぎないとする一方で、ウダヤナはこれらを全て非知覚による対等(anupalabdhisama)の仲間に入れて、24種の枠組みを守る。カシミールとカーシーの伝統の違いか。
そのほか本のレビューで大蔵経データベースの『大毘婆沙論』を調べたり、日記で『法華経』を読んだり。こういうときはWikipediaより『仏典解題事典』などが役立つ。
これからお買い物。明日は一泊で研修会。葬式やら体調不良やらで欠席者続出中だが、踊りはうまくいくだろうか。