不飲酒戒

僧侶を酒気帯び運転で逮捕
公務員だけでなく、民間でも飲酒運転はクビになりつつあるが、僧侶は法事で飲むのがひとつの仕事みたいになっているせいか(いい身分だ)処分はそれほど厳しくないような気がする。衣姿というだけで検問をスルーできた時代もとうに過ぎ去り、こうやってマスコミで取り上げられるようになると何か変わるかもしれない。
律蔵で飲酒は「波逸提(はいつだ)」に属し、長老のもとで懺悔すれば許されると規定されている。最も重い波羅夷(はらい、教団追放)からみると相当軽い。しかも現代においては「酒に溺れて生業を怠ることなかれ」と緩く解釈されている。飲酒運転は十分溺れていると思うが、飲酒自体も問われ続けるべきだろう。「この飲酒は利他行なのか?」と。
昨年は15回ほど飲酒をしてしまったが、今年は5月までで5回。内訳は寺の役員会で2回、法事で1回、友人と2回である。師匠のところで懺悔はしていないが、これからも節制していきたい。飲まなければ飲酒運転もしないですむし。
参考:仏教と飲酒の問題(浄土真宗やっとかめ通信)

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