内覧会でした

7月から取り掛かっていた庫裏がようやく完成し、昨日お披露目を行った。朝から晩までひっきりなしに檀家さんが訪れ、住職の新居をくまなくご覧になり、お茶を差し上げた。
責任役員会議事録の作成に手間取った曹洞宗への手続きも、追加工事費がどんどん膨らんだ最後のお支払いもまだだが、何より住めるようになったのが嬉しい。
インド留学以来、気温30度が適温、20度以下は冬という感覚が身についてしまった寒がり屋の私にとってこの暖かさは何よりもありがたい。
「部屋を暖める」ではなく「家を暖める」というセントラルヒーティングの全館暖房式。ボイラーで暖めたお湯を家中のヒーターに循環させている。温度センサーがあり、設定で昼間は20度、夜間は16度を維持。エアコンで暖めているように頭ばかりがカッカして足が冷えたりすることがないのもよい。
高気密・高断熱なので一度暖めると熱が逃げないから、全館暖房でも光熱費はそれほどかからないという。とはいえ灯油高の今、実際どれくらいかかるのかは一冬越えてのお楽しみ。
心配なのは、こんなぬるま湯の環境で過ごして、つくばの官舎に行ったら家族全員風邪を引かないかということだ。
昨日と一昨日は風呂と寝るだけだったが、今日は引越しで本格的に新居の生活が始まる。建築中介護施設に行っていた祖母も楽しみに帰ってくるだろう。亡き祖父に見せたかったと思うと残念だが、大はしゃぎしている子どもたちを見るとこれでよかったと思う。
新庫裏

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