このお話をもとにしたドイツのボードゲームが賞などを獲得していたので購入。児童書だが150ページくらいあるので、小学校中学年〜くらいかな?
今は博物館となった古いお城に何百年も住んでいる小さいおばけ。人を怖がらせるようなことはせず、毎日夜の0時から1時間だけ出てきてお城の中で遊んでいる。夜おばけなので、昼のことは全く知らなかったが、好奇心旺盛なおばけは昼の世界も見たいと思っていた。それがある日、ふとしたことからお昼に目が覚めてしまう。
おばけという得体の知れないものなのに、時計によって活動時間が決まっており、後半はその謎解きをしていくお話になっている。ドイツ人らしい、ロジカルさが印象に残った。
モノクロがかえって雰囲気をよくしているイラストも秀逸。ふくろうのシューフーのような友達が私もほしくなった。
トルステンソン将軍の時代の頃の、
ライプニッツの理性に基づく自然と恩寵の原理の⦅モナド⦆が、
≪…シューフーのような友達…≫(数理哲学)で出会えるかも・・・
[数の言葉](⦅自然数⦆)を、≪…おばけという得体の知れないもの…≫の≪…もの…≫を[オバケ]で紡げそうな≪…ロジカルさ…≫で遊ぶ[絵本]があるそうだ。
「絵本のまち 有田川」が、
「もろはのつるぎ」という「絵本」を見つけだしたとか・・・