体調は悪くないのだが、家の中が快適でだらだら。娘が外に出たがらない。私ももとよりインドア派だし、唯一のアウトドア派である妻も眠そうにしているからこれが必然的な結果である。観光をしないのはもったいないと思わなかった。むしろインドにこれだけくつろげる空間を見出すこと自体がぜいたくであろう。パソコンでDVDを見たり料理を作ったりしているうちにすぐ1日が経ってしまった。でもそんなのんびりしているお陰で夕方にはシュクラ先生の授業に行くことができた。
夜になって下の階に住むジャダウ家の息子リシケーシュの2才の誕生日に招かれた。同じ団地からやたらたくさんの子どもが集まっている。15人はいただろうか。このように何かあるとすぐ15人とか20人とか集まってしまうのがインドらしいと思う。娘は果たして警戒モードに入り、近づいてくるリシケーシュを突き飛ばすほど。リシケーシュはしりもちをついて転んだが、さすがいつも兄にもまれているだけあってケロリとしている。
出されたお菓子や料理は辛すぎるか甘すぎるかのどちらかで、娘はほとんど口にしなかったが、リシケーシュたちはバクバク食べていた。インドの子どもたちはたくましい。