50日ぶり(長いな)に戻ってきたプネーは、雨季に入っていた。デリーで飛行機に乗ったときは機内が汗だくになるほど暑かったが、空港を降りると外は涼しい。プネーとはつくづくいい場所なのだと思う。
シュリナガル中でいたるところに見かけた警官や銃は、プネーでは空港ですらほとんど見なかった。アーメダバードで射殺されたテロリストが潜伏していたという記事もあったが、これなら潜伏しやすいだろう。日本にもアルカイダがいたのだ。
気候と警備だけでなく、客待ちをしているリキシャーのおじさんすらも優しく見えた。デリーでは外国人と見ると値段を10倍にもふっかけてくる(しかもドルで払えとかいう)のがいて気が抜けないが、こちらでは10円か20円ぐらい値上げしようとするのが関の山。今回は空港からエリア別に料金表が作られており、それに従って値段が決まった。
家はさすがに埃だらけになっていたが、大事なものは棚にしまっているので問題ない。翌日さっそくお手伝いが来てきれいに掃除をしてくれた。予定よりも1週間遅れて帰ってきたのにお手伝いさんが早速来たということは、この1週間毎日様子を見に来ていたということらしい。誠実だ(ちなみにお手伝いさんの家には電話がないので、緊急の連絡はできない)。
お盆にはまた帰国しなくてはならないので、今回のプネー滞在はわずか1ヶ月半。その間に成果があがるとよいのだが……。
6月上旬はシュリナガルに滞在。