以前「自己虫」について書いた公共広告機構の件だが、このところ気になっていることがある。
「覚醒剤は、あなたの人生を粉々にします」というフレーズ。
これって、覚醒剤経験者には「粉々」という言葉が魅力的に聞こえているのではないだろうか?
やったことのない私でさえ、あの片栗粉みたいな粉の山を思い出す。
この広告に隠されたメッセージは、「覚醒剤、もう一度やってみませんか。あのよさを思い出してください」なのではないだろうか?
本気で覚醒剤を撲滅したいならば、縁語で気取っていないで、「めちゃくちゃ」などにするべきだと思う。