女装

友人の結婚式の出し物として、友人と3人で女装してパラパラを踊りました。馬鹿と笑われてもしかたなく、こんなところに書いておくと恥ずかしいのですが、気合のはいった内容だったので書きとめておきます。
金髪のカツラ、ガン黒のドーラン、白のアイシャドウ、白い口紅、付けまつげ、ラメのタンクトップドレス、黒いミニスカ、黒ソックス、黒サンダル。これで材料費11,000円也。
買出し、準備、練習に要した時間は計13時間。これはもはや結婚する友人のためではなく、我々自分自身の満足のためであった。
パラパラのCDとビデオを借りてきて研究。振付けは専門家にしていただいた。何度も何度も繰り返し練習。メロディーは歌えるくらいになった。腰使いが難しい。
当日は本番までパラパラのことで頭がいっぱいで、本番後はすぐお開きとなった。まさに、踊るためだけに結婚式に来たといった感じである。下品さはかけらもなく、その完成度に多くの方から賛辞を頂いた。
女装をすると、なぜか言葉遣いも女性になる。また普段気にしない容姿なんかが気になってくる。誰が一番きれいかなんて、考え始める。スカートをはいてすうすうする裸に近いような身体感覚。これらはとても新鮮な経験だった。癖にならないようにしたいものである。
実は、このメンバーは、前回(私は不参加)の結婚式ではバニーガールの格好で醜悪なラインダンスをやっている。そのときと比べ、かける労力が確実にエスカレートしている。次はどうなることだろうと思うと、恐ろしい。

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