結婚披露宴

久留米にて研究室の先輩の結婚披露宴。
そういう世代に入りつつあるということだろう、一昨年くらいから披露宴にお呼ばれすることが多くなった。
披露宴に出席するのは新郎新婦の結婚を公的に承認し、祝福するためであることは確かだ。しかし、祝宴という華やかさの中に私はなぜか、悲壮感を感じる。
親元からの独立による社会的責任や家事負担の増大。
結婚相手による経済的・時間的・精神的な制限。
親族の倍化によるしがらみ。
こういったものをまだ若い2人がまともに受けるのかなと思うと、なんとも可愛そうになってくるのである。特に新郎に対して思うことが多い。そうなると披露宴はまるで戦地に趣く若人のための激励会のようだ。
新郎新婦は、愛というかたちのないものだけでこういった困難に立ち向かう。武運を祈るばかりである。
・・・ってなことかんがえてちゃ、いつまでたっても結婚できねえな。

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