お酒

4日続けて飲んだ。自己新記録。
毎日適量飲むのがよろしいらしいが、体がうけつけない。飲むと眠りが浅くなったり喉が乾いたりするため、避けられない場合にしか飲まないようにしている。
単に体質の問題だが、ときどき卑怯にも「戒律で」などということがある。仏教には「不飲酒戒(ふおんじゅかい)」という戒めがあり、実際東南アジアのお坊さんが飲んだりしたらあっという間に破門である。古代インドはなおさらのことであったようだ。
日本ではこの戒律が「飲みすぎない」と解釈されている。元来異性との接触を禁止した「不邪淫戒」が「不倫しない」と解釈されているのと同様、骨抜きである。
一方で、菩薩行の一環として世間と同じ視点にたつべく、世間一般の人々と同じように(これを「同事」という)酒を飲むのも大事であるという考えがある。お高くとまっていては相手にされない。
そんなことを考えながら飲む酒はあまり美味しくない。飲酒が破戒ならば罪悪感、同事ならばウソも方便という感覚、いずれにしても酒を楽しむことに結びつかない。いや、単に体質の問題なのだろうか。

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