ナーランダー大学を世界遺産へ
かと思えば、
「仏教」の看板はずす大学相次ぐ 志願者減受けて
と仏教大学の浮き沈みが激しい。世界的に仏教学を含むインド学は斜陽で、ベルリン大学、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学で講座が閉鎖されそうになっている。
私が留学していたプネー大学も予算がいつも削られそうになっていて教授が嘆いていた。
記事の中に「葬式のイメージもあって抵抗感を持つ人もいる」という分析があるが、今の大学は日本に限らず「就職に重点を置いた課程」になっている。イメージ云々よりニーズ。そんなご時勢に仏教(というか人文学一般だが)を学ぶ意義が見えづらいのだろう。
でも、ナーランダ僧院跡のそばに大学ができたとして、ちょっと勉強できそうにないなぁ、暑くて。三蔵法師はほんと偉い。