米沢東高校でライフデザインセミナー講師の研修会を受講。ライフデザイン、プレコン(妊娠前の健康管理)、婚活のいずれも、自己決定を尊重し、圧力を感じさせずに知識を提供する(そうしないとすぐ炎上する)というさじ加減の難しさが話題となった。
そのため、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)を基本に、「産めよ増やせよ」になりやすい少子化対策よりも、自己決定とフェアネス(ジェンダーギャップの解消)で進めていくべきであるという。「社会(国)のために子供が生まれるのではなく、生まれた子供を育むための社会(国)である」(世界人口会議)
台湾で行われているという感情教育、性的同意や家事育児の男性参加も入れた「きょうとプレコン」、クローズアップ現代でも取り上げられた「女性はパートという価値観」など、今後取り上げていきたい情報もたくさん仕入れたが、振り返れば自分のときも結婚や出産は綱渡りの連続。あれから20年、今はさらに無理ゲーになっているのではないかと思えてきた。
相手を好きというだけではダメなのはもちろんだが、高校生相手に「これからの結婚は冷静に考えてまず無理です」というのも何だか⋯⋯。
