アマゾンプライム配信。エルフのガラドリエルやエルロンドを中心とした、冥王サウロンが復活する時代のお話。数話は吹替で見ていたが、俳優たちの生の声を聴きたくなり、字幕版で最初から見直した。ストーリーが頭に入ったので今度は字幕を日本語から英語に変えて見ている。
『ロードオブザリング』『ホビットの冒険』とところどころ話が重なっているので、シーズン1を見終わった後はそちらも再び見始めた。『力の指輪』ep.8でよそびとが”To shadow I bid you return!”(bid=命じる)というところが、『ロードオブザリング』でガンダルフがバルログに”Go back to shadow!”というところを思い出させる(よそびとがガンダルフであるとわかったシーン)。
改めて『ロードオブザリング』『ホビットの冒険』を見て気づいたのは、出演者が白人ばかりだなということ。BLM運動以降、映画界は多様な人種を取り上げるようになっており、『力の指輪』でもアフリカ系、中東系、アジア系の俳優を満遍なく登場させるようになった。エルフ、ドワーフ、ハーフット(ホビット)、人間と様々な「種族」が登場するこの作品の魅力を高めているように思われる。
久しぶりに原作を読んでみたくなった(さすがにそんな時間はなさそう)。