バラエティ講師ウィーク

今週は毎日バラエティ講師だった。毎回、何か新しい要素を加えることでモチベーションを上げているが、新しい要素は異分野の別の講演から見つかることが多い。

月曜:地元師範・詠範の梅花流ご詠歌講習会。唱えてはお話するというスタイルで、『慈光』から瑩山禅師と観音菩薩、『梅花』から四弘誓願文、『妙鐘』から増崇品位の話。
火曜:人権擁護委員の人権教室模擬授業。ジェンダー平等がテーマで、「男の子が泣くのはみっともない」などに賛成か反対かどちらでもないかを答えてもらった。性別に囚われないことは多様性につながるという話。
水曜:来年度小学校に入学するお子さんをもつ親御さん向けの家庭教育講演会。親子の会話が増えると家庭学習時間も増えるのはどうしてか、親同士で自由に話し合ってもらいました。自分がいつ死ぬかわからないことを頭の片隅に置いておくという話。
木曜:毎月行っている経典勉強会で『妙法蓮華経信解品第四』を読解。長者窮子の喩えで、親の心子知らずでもずっと心配してくれる如来のありがたさの話。
金曜:地元僧侶の研修会で大悲心陀羅尼の話。大本山總持寺の月刊誌『跳龍』のこれまでの連載を抜粋してお伝えしました。帰依文と命令形から、一切をお任せし安心して祈る話。

ラーニングピラミッド(話を聴くだけだと定着率は5%)に基づいて、参加者から意見を聴いたり、話し合ってもらったり、実演してもらったりとインタラクティブでエキサイティングな講義を目指している。1日1コマで、せいぜい2時間くらいなのに咳が出る始末で、これを1日中続けている学校の先生方はすごいと思う。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。