市の学校給食共同調理場運営委員会に参加。栄養教諭のお話が印象的だった。以下メモ。
- 食塩相当量の基準は小学校で2.0gだが実績は2.5gとオーバー。家庭での食塩摂取量が多いため、差し引きで基準が厳しい(本当は0gとか)とのこと。家庭でも減塩をこころがけたい
- 昨年度のおかず残食率は小学校で3.8%。和食がよく残る。子どもが好きなものばかり出して残食率を下げるのは簡単だが、食べさせ続けることを意識しているとのこと
- 食べられない子どもには無理に食べさせたりせず、担任の先生がひとくちだけとか励まして挑戦させている
- ごはん残食率は小学校で6.1%。月火のごはん持参は疑問に思っていたが、残食がないという点ではメリットもある
- 市内農産物の使用割合は10%。高齢化で年々減少している
- 野菜などから出る水分を抑えつつ、料理に艶をつけ、麦芽糖を含む「プチドリップ」を献立で使用
- 令和3年4月から運用開始となる寺泉の新調理場はPFI(Private Finance Initiative)方式で運営。説明をしてもらったけれどよく分からず。民間企業への丸投げみたいな印象
- 東北初の「無酸性電解次亜塩素水」で野菜消毒を行う
- 新調理場で始まるアレルギー対応食は当面、乳、卵、乳+卵の3タイプのみ