昨年に全線開通した大江戸線だが、原案で「環状線」となっていたのを石原知事が訂正させたことからもわかる通り、環状に近くて環状でないことが大いに混乱させている。
先日は新宿から本郷三丁目に行こうとしてしばらく乗っていると、「大門〜大門〜」・・・ここで反対方向に乗っていることに気づいた。結局40分くらいもかかってしまう。
路線図を見ると都庁前が「環状」の起点になっている。しかし逆方向に走る電車が都庁前行きだったため混乱したのだった。
そこで今日は新宿から注意深く観察してきちんと光が丘行きに乗って「戻った」。都庁前までは徒歩でも行けるくらい近く、電車も1駅。到着すると反対側のホームに階段を昇って移動し、ちょうど来ていた電車に飛び乗った。
しばらく乗っていると、「代々木〜代々木〜」あれ?・・・何とまた逆方向に乗っていたのだった。路線図をよく見ると本郷三丁目方面に行く電車は新宿ではなく、東新宿を通っていくようになっていた。
結局国立競技場から都庁前まで引き返し、今度は正しい電車に乗ることができた。もしかしたらそのまま逆方向に乗っていってしまった方が早かったかもしれない。
山手線も昔は混乱したのだろうか。飯田橋方面とか、大門方面とか言われても、どっち向きなのかわからない。初めて乗る人には難易度がとても高いと思う。
駅に貼られた「首都移転NO!」といって親指を下に突き立てている石原知事のポスター。この文句が「鬼畜米英」でもおかしくないような雰囲気でこわい。