知られざる規則

http://www.ecc.u-tokyo.ac.jp/guide/guideline.html
を最近発見した。大学サーバ上での利用の手引きである。ここに、情報発信者の責任を明確にするため、無名・匿名・偽名で発信するものは適切ではないと記されている。
全く知らなかった・・・ちなみにこのサイトでは発信者の名前はひらがなまたはローマナイズした形で明記しています。
ホームページはたいてい、偽名(ハンドルネーム)で発信されていることが多い。大きな理由は個人情報の開示によるトラブルの回避であろう。
大学の証明書発行機は、何と学生証番号と生年月日(暗証番号のデフォルト)さえ打ち込みさえすれば発券されるようになっている。ECCのホームページは学生証番号がアカウントになっているため、生年月日などを出していたら一発でアウトという怖さがある。
これは極端な例だが、スパムメールからネットストーカーまで何が起こるか分からないところに怖さがある。つまり、こちらが知らないのに知られているという有名人状態にたやすくなってしまうのである。
しかし一方で、匿名・無名・偽名であることを利用した悪質な発信も見られる。人間は仮面をかぶれば狂暴化するものなのだろうか。普段は大人しい善良な社会人がネット上では他人の迷惑も省みない言いたい放題、やりたい放題の輩に豹変してしまう。
実名で発信する責任と危険性。匿名・無名・偽名で発信する自由と無責任。どちらという結論は出ないが、少なくとも他人に発信するだけの最低限のモラルは必要かなと思う。(青っちょろい結論ですみません・・・)

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