ちょっといい話(2)他人の話は参考にならない
(長井法人会ワンポイント情報 令和6年12月号に掲載) お寺の和尚さんといえば昔からそうだったのだろうが、仏事だけでなくさまざまな人生相談を受けることがある。まず、自分のような若僧を頼ってわざわざ来てくださったことに感謝 …
(長井法人会ワンポイント情報 令和6年12月号に掲載) お寺の和尚さんといえば昔からそうだったのだろうが、仏事だけでなくさまざまな人生相談を受けることがある。まず、自分のような若僧を頼ってわざわざ来てくださったことに感謝 …
(長井法人会ワンポイント情報 令和6年11月号に掲載) 以前、ある方から、「耳が二つある住職」と言われたことがある。どういうことかと尋ねると、人の話をちゃんと聴くということらしい。そんなアタリマエだと思うが、できる人が意 …
従来の光陰はたとい空しく過ごすというとも、今生のいまだ過ぎざる間に、急ぎて発願すべし(道元) 師走は、僧侶がお経読みであちこち走る回るのが語源だ。年回忌法要はその年のうちに済ませなければならないため、駆け込みの依頼が殺到 …
愚者を自覚する愚者、これを賢者という。賢者だと思っている愚者、これを真の愚者という。(根本説一切有部毘奈耶) お寺の境内はあたり一面、紅葉の季節である。赤いモミジや黄色いイチョウの葉が訪れる人の目を楽しませてくれるが、住 …
成功の中にのみあなたの慈愛を感じるような卑怯者ではなく、失意のときにこそ、あなたの手に握られていることに気づけますように。(タゴール) 横浜の大本山總持寺で行われている大きな法要で、導師を任せられるという貴重な機会を頂い …