『迷惑メールは誰が出す?』

この頃メールへの信頼が落ちている。送ったのに届いていない、送ってもらったのに受け取っていない。ミクシィのメッセージのほうがよほど確実だ。毎日いくら迷惑メール報告をしても次々と舞い込む新しい迷惑メール。インターネットはいっ …

『なぜこんなに生きにくいのか』

「もう死にたい」「この世から消えてしまいたい」……特に理由もないのに人生が苦しいと感じている人へ、仏教からどういう答えができるかを真剣に探る書。お坊さんの本というと、説教じみたものを想像して嫌がる方もいると思うが、そうい …

『理性の限界―不可能性・不確定性・不完全性』

社会科学、物理学、論理学の3分野にわたって、合理性に限界があることを分かりやすい対談形式で示す。 単記、上位二者決戦、順位評点、勝ち抜き、総当りなど投票方式によって選ばれるものが変わることから、完全に民主的な社会的決定方 …

『破戒と男色の仏教史』

僧侶が結婚するのは日本では当たり前のようになっているが、世界的に見れば日本と韓国のごく一部にすぎない。そんな日本で仏教ブームといっても、教義的なものが主流で戒律が省みられることは少なかった。しかし持戒は釈尊以来の仏教の伝 …

『仏教の正しい先祖供養―功徳はなぜ廻向できるの?』

仏教は葬儀や法事に関わらないで、生きている人の救済に努めるべきであるという主張がある。先祖供養は中国以来の伝統で儒教によるものであり、インドで生まれたものではないとも言われる。しかしこの本では、インド初期仏教の経典で説か …