薩羅村婆羅門経
中部経典第41経。お釈迦様がサーラーというバラモンの村で説法をし、バラモンが帰依して在家信者になった話である。 バラモンの最大の関心事は死後、地獄に行くか天界に行くかの違いは何であるかということだった。そこでお釈迦様は十 …
中部経典第41経。お釈迦様がサーラーというバラモンの村で説法をし、バラモンが帰依して在家信者になった話である。 バラモンの最大の関心事は死後、地獄に行くか天界に行くかの違いは何であるかということだった。そこでお釈迦様は十 …
中部経典第39経。仏教の沙門と呼ばれるからにはしなければいけない事柄を順々に述べ、その途中で満足せずに解脱を目指すべきことが説かれている。 ①自らの過ちを恥じること ②身体の行為が清浄なこと ③言葉の行為が清浄なこと ④ …
お葬式でよく唱える洒水の明咒は一体何なのかと聞かれたので調べてみた。「オンキリキリバザラウンバッタ」で金剛軍荼利明王を招来し、「オンラン」で般若の智火によって煩悩を焼き尽くし、「オンバン」で甘露の法乳水を注いで万徳の芽を …
中部経典第29経。せっかく発心して出家したのに、修行の途中で満足してしまっている者を、材木の心材を求めながら、枝葉や外皮や皮材や軟材を心材だと思って持ち帰るのに喩える。 枝葉=発心 外皮=戒法 皮材=三昧 軟材=知見 心 …
中部経典第28経。ジャングルに住むあらゆる生き物の足跡はすべて象の足跡に包み込まれるように、どのような教えも四聖諦に摂められるという喩えから始まるお経である。 四聖諦のうち苦諦、苦諦のうち五蘊盛苦、五蘊盛苦のうち色蘊とク …