『維摩経』観衆生品
『維摩経』観衆生品を読解。維摩居士(ヴィマラキールティ)という在家信者が主人公で、お釈迦様の弟子たちが次々と維摩居士にやり込められ、最後に文殊菩薩が登場して維摩居士と対話を繰り広げます。この章では菩薩が衆生を救うときの心 …
『維摩経』観衆生品を読解。維摩居士(ヴィマラキールティ)という在家信者が主人公で、お釈迦様の弟子たちが次々と維摩居士にやり込められ、最後に文殊菩薩が登場して維摩居士と対話を繰り広げます。この章では菩薩が衆生を救うときの心 …
先日読んだサンユッタ・ニカーヤの梵天勧請のところが今ひとつ腑に落ちなかったので、法華経方便品を読みました。ここでは、梵天ではなくシャーリプトラがお釈迦様に説法を勧請します。 サンユッタ・ニカーヤでお釈迦様は「欲に汚され幾 …
施食会のお経『甘露門』のもとになった『佛説救拔焔口餓鬼陀羅尼經』『施諸餓鬼飮食及水法』を読解。「大宝楼閣善住秘密根本陀羅尼」と「光明真言」は入っておらず、書いてあるのに読まない「發遣陀羅尼」は「読まないと餓鬼が帰らない」 …
『日々是好日経』(バッデーカラッタ・スッタ)を読解。「昔は良かった」「週末が楽しみ」というように意識が過去や未来に飛ぶことだけでなく、「今が良ければそれでいい」と現在のものにとらわれることも戒めています。現在の自分の心を …
物覚えがものすごく悪く、ミョウガの話にもなった仏弟子・周利槃特(チューラパンタカ)の物語を読解(根本説一切有部毘奈耶31)。「愚者を自認する愚者、これを賢者という。賢者だと思っている愚者、これを真の愚者という」と励まし、 …