「悟」と「証」
年に1度の現職研修会を受講。曹洞宗では55歳以下の僧侶に受講が義務付けられています。 今年のテーマは「坐禅会を始めるために」で、特に「坐禅で悟りを求めてはならない」ということの是非と、マインドフルネスと坐禅の違いが念頭に …
年に1度の現職研修会を受講。曹洞宗では55歳以下の僧侶に受講が義務付けられています。 今年のテーマは「坐禅会を始めるために」で、特に「坐禅で悟りを求めてはならない」ということの是非と、マインドフルネスと坐禅の違いが念頭に …
朝日新聞(8月3日)「お盆って何をするの?」の記事。 「このお経には、お釈迦様の弟子の目連が、地獄で逆さづりにされて苦しむお母さんを助けるため、7月15日に100の味のごちそうを僧侶に捧げたという説話がある。」誤:地獄で …
仏教の戒律を説く『梵網経』は、上座部と大乗の2種類があります。大乗は昨年読みましたが(http://www.tgiw.info/weblog/2016/06/bonmokyo.html)、今度は上座部のものを読解。まず不 …
『今昔物語集』で、夜な夜な女遊びをしていた京都の貴族が百鬼夜行に出くわし、この陀羅尼を身につけていたために助かったという話が残っているくらい、歴史のあるお経である。陀羅尼の前文には、「7日後に死んで畜生道に生まれ変わる」 …
『維摩経』観衆生品を読解。維摩居士(ヴィマラキールティ)という在家信者が主人公で、お釈迦様の弟子たちが次々と維摩居士にやり込められ、最後に文殊菩薩が登場して維摩居士と対話を繰り広げます。この章では菩薩が衆生を救うときの心 …