『憑神』

幕末の江戸、文武に秀でながら婿入り先を離縁され、実家でくすぶる別所彦四郎は、つい足を滑らせて見つけた川原の祠に神頼みをする。ところが「三巡稲荷」と呼ばれるその祠から現れたのは、貧乏神、疫病神、死神であった! 映画公開で気 …

『戦略的思考の技術―ゲーム理論を実践する』

他人の行動によって自分の利害が変わるとき、どのようにふるまえばよいのか。リスク、インセンティブ、コミットメント、ロック・イン、シグナリング、スクリーニングと逆選択、モラル・ハザードなどゲーム理論のキーワードを、極めて身近 …

『 「言語技術」が日本のサッカーを変える』

日本サッカーがヨーロッパの強豪と比べて足りないものは自己決定力・論理力であると分析し、指導者ライセンス講習のディベートや、JFAアカデミーの言語技術指導を紹介する。 「なぜそんなパスを出したのか?」と監督が聞くと日本人の …

『絶対弱者―孤立する若者たち』

コミュニケーション能力がなく、また必要とも感じていなくて、根拠のない自己肯定感をもち、社会と分断されつつある「絶対弱者」の存在を考える書。 「絶対弱者」の特徴として以下の9点が挙げられている。 1.知的好奇心はある 2. …