『教育にひそむジェンダー―学校・家庭・メディアが「らしさ」を強いる』
著・中野円佳/ちくま新書、2024 プリンセスと王子様、紅一点キャラクターの扱われ方、男子部長と女子マネージャー、女子の理系選択のしづらさ、実家離れ・浪人の回避などなど、赤ちゃんから幼児、小学生、中高生、大学生と章立てし …
著・中野円佳/ちくま新書、2024 プリンセスと王子様、紅一点キャラクターの扱われ方、男子部長と女子マネージャー、女子の理系選択のしづらさ、実家離れ・浪人の回避などなど、赤ちゃんから幼児、小学生、中高生、大学生と章立てし …
著・近内悠太/晶文社 『正法眼蔵・観音』において「観音菩薩はたくさんの手眼を用いてどうするのか」「人が夜間に手を後ろに回して枕を手探りするようなものだ」(如人夜間背手摸枕子)という禅問答が出てくる。観音菩薩が慈悲の心をも …
著・高橋晃一/春秋社 学生の頃、倫理の授業で『正法眼蔵』山水経を読んだことがある。「而今の山水は、古仏の道現成なり。」私たち学生は「無分別」というキーワードで分析した。一水四見、人間は水と見るものを天人は瓔珞と見、鬼は猛 …
著・平岡聡/春秋社 歴史的に特異な発展をたどった日本仏教も、社会から必要とされなくなっている現在、生き残りをかけて、戒律復興、組織改革、葬式の再建を提言。以下印象に残った箇所と感じたことのメモ。 僧侶の結婚について 韓国 …
著・清水俊史 ブッダは平和主義者であった、業や輪廻を否定した、カースト差別を否定した、女性差別を否定したといった見解を現代的神格化として、仏典に見られる「当時の常識」を挙げていく。 「あなたは耐えなさい。数年、数百年、数 …